平成24年度の活動 of 西多摩リハビリテーション研修会



西多摩リハビリテーション研修会は1989年より、多摩地域のリハビリ関連職種に対して、講演会や症例検討会を開催している団体です。

令和6年2月7日    症例検討会の演題名をアップしました。
令和6年2月7日    第3回定例講演の開催報告をアップしました。
令和6年1月6日    第3回定例講演の案内をいたしました。
令和5年10月10日  第2回定例講演の報告をいたしました。
令和5年7月4日    総会ならびに第1回定例講演の開催報告をアップいたします。
令和5年7月4日    令和5年度総会ならびに第1回定例講演が閉会したしました。
令和5年6月15日   令和5年度総会ならびに第1回定例講演が開催されました。



平成24年度の活動報告

第1回定例講演
日時:平成24年7月31日(火曜日)
時間:19:00~20:30
テーマ:「リハビリに活かすアンチエイジング」
講師:菅原道仁先生 北原ライフサポートクリニック 院長 医師
座長:長田 好広先生 大久野病院リハビリテーション科科長 理学療法士
場所:青梅市立総合病院南棟3階講堂
実施報告:平成24年度の第1回定例講演は、北原国際病院副院長で脳外科医の菅原道仁先生をお迎えして行われました。講演のイントロはアンチエイジング(抗加齢医学)の概論から始まり、硬軟とりまぜたテンポの良い講義にぐいぐいと引き込まれていきました。我々リハビリテーションに関わる職種では、つい目の前の障害や不具合に着目してしまいますが、「病気にならない体づくり」という視点が、今後の国民の健康を考える上では、非常に重要であることに気づかされた講演でした。後半戦では抗加齢医学にとどまらず、美容外科領域まで話は進み、現在の先端的治療にまで踏み込んだ講義でありました。私自身、本講義の受講前は、抗加齢医学は専門外の一分野という認識でしかありませんでしたが、リハビリテーションにおける介護予防の観点からも抗加齢医学は、我々が目を向けなければならない大事な領域であることが確認できました。
総会
日時:平成24年7月31日(火曜日)
場所:青梅市立総合病院南棟3階講堂
概要:平成23年度の活動報告および会計報告が行われ、平成24年度の活動計画のあわせて討議され、賛成多数にて可決された。加えて役員交代についても同様に可決された。
第2回定例講演
日時:平成24年10月2日(木曜日)
時間:18:30~20:30
テーマ:「スパインダイナミクス理論」
司会:斎藤 航(関東リハビリテーション専門学校)
講師:脇元幸一先生 清泉クリニック  理学療法士
座長:植松博幸先生 公立福生病院リハビリテーション科
理学療法士
場所:青梅市立総合病院南棟3階講堂
実施報告:
第2回定例講演は清泉クリニック代表である理学療法士の脇元幸一先生をお迎えしての講演となりました。脇元先生はSpine Dynamics療法の提唱者であり、現在まで女子体操、新体操、クレー射撃等の五輪代表のトレーニングドクターとしてオリンピックへの帯同も何回もされており、スポーツリハビリテーション分野では、そのお名前を知らない人がいないという著名な先生であります。
講義は清泉クリニックや今までの先生のご活躍を紹介するビデオから始まり、Spine Dynamics理論を理解するために必要な知識の整理へと進んでいきました。関節可動域制限や筋力低下の捉え方にも新たな視点を提示していただき、我々療法士も知識・技術のパラダイムシフトが必要であることを分かりやすく説明していただきました。後半からは実技も入り、即時的効果をわかりやすい形で呈示したいただきました。
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特別講演

日時:平成24年11月18日(日曜日)
時間:9:00~15:30
場所:京王プラザホテル八王子
テーマ:「やる気を引き出すリハビリテーションアプローチ」
講師:山崎裕司先生
高知リハビリテーション学院理学療法学科教授 理学療法士
座長:植松博幸先生 公立福生病院 理学療法士
参加者数:49名
主催:西多摩リハビリテーション研修会
協賛:西多摩地域リハビリテーション支援センター、南多摩地域リハビリテーション支援センター

症例検討会(7演題)

日時:平成25年2月13日(水曜日)
時間:18:30~21:00
座長:関東リハビリテーション専門学校 斎藤 航先生
参加者数:78名
演題①「小脳出血により基本動作能力低下がみられた一症例~ADL向上を目指して~」 あきる台病院リハビリテーション部 横田充広先生(理学療法士)
演題② 「CVA回復期の外来作業療法において、目標とする作業を共有して職場復帰に至った事例」 青梅三慶病院 渡邉恒太先生(作業療法士)
演題③「腰椎3/4間傍正中脱出型椎間板ヘルニアにて下垂足と中殿筋跛行を呈した一例」    永生会永生クリニックリハビリテーション科 富田佳澄先生(理学療法士)
演題④ 「PFCによる排泄動作の問題分析とゆりりんによる尿動態測定結果からの一考察」 大久野病院リハビリテーション科 木住野善章先生(作業療法士)
演題⑤ 「下行結腸癌手術後に胆嚢炎・胆道損傷を続発、三度の開腹術を施行しながらも二次的合併症を防止し歩行能力再獲得を目指した症例」 永生会南多摩病院リハビリテーション科 山村悠二先生(理学療法士)
演題⑥ 「すくみ足、小刻み歩行を呈した超高齢者の歩行獲得を目指した症例~歩行手段の検討を中心に~」 羽村三慶病院 宮田雄士先生(理学療法士)

過去の活動